ロンドン銀行間取引金利( LIBOR)は、350兆ドル(

ロンドン銀行間取引金利( LIBOR)は、350兆ドル(約3京9000兆円)余りの金融商品のグローバル指標金利として、これまで利用されてきた。この役割を2021年末までに終わらせると英監督当局は決定したが、スキャンダルで傷ついたLIBORに代わる指標への移行を金融業界が急ぐ過程で、かなりの混乱が起きることになりそうだ。

LIBORは過去数十年にわたりバンカーやトレーダーの手によって、住宅ローンや不動産ローンから法人融資、学生ローン、金利デリバティブ金融派生商品)に至るまで、あらゆる種類の金融契約に組み込まれてきた。このため、新たな取引の基準となる別の指標金利を見つけるだけでなく、既存の契約について再交渉を行う必要も出てくる。LIBORを基準にプログラムされているコンピューターシステムも全面的な更新作業を強いられよう。

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ロンドンの証券会社ミント・パートナーズで資本市場・オルタナティブ資産の責任者を務めるビル・ブレーン氏は「金融関係の法律専門家にとって、おいしい仕事になるだろう。LIBORはスワップや融資、変動利付債(FRN)の業界を支える金融インフラの一部だ。契約書に何が書いてあるか誰もがチェックする必要に迫られ、LIBORベースの契約に関係する誰にとっても頭の痛い問題となろう」と話す。

イングランド銀行(英中央銀行)は、ポンド建てのデリバティブと関連する金融契約で用いる安全性の高い代替指標金利として、ポンド翌日物金利加重平均(SONIA)をスワップ業界の作業グループが推奨したと4月に発表した。バークレイズ・インベストメント・バンクのフランソワ・ジュルダン最高コンプライアンス責任者(CCO)が同グループの座長を務める。

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みずほインターナショナルの欧州金利戦略責任者ピーター・チャットウェル氏(ロンドン在勤)は「市場は代替指標がどうなるかについてガイダンスを必要とするだろう。ボラティリティーの高まりや、場合によっては短期的に流動性の低下を招くことが予想される」と指摘した。